彼の御冥福を祈って

知人の突然の訃報。
その人は、5年前にあったきりの同い年の男性だった。
若すぎる死だった。
私とその人は、特別に仲が良かった訳では無いが、知人の死というものはとても悲しいものだ。
多くの人が、「明日」は必ず来るものだと勘違いしている。
彼のように「明日」が来ないことだってあるのだ。
私は、彼が来てほしかった「明日」の中で生きている。
彼の分まで、彼が生きたかった「明日」を精一杯生きていかなければならない。
それが、彼を知る私たちの役目であると思う。
私は、きっと彼を時折思い出すだろう。
その時は、彼がひいてしまう程精一杯生きていこうと思う。
彼のご冥福をお祈りします。